喘息による夜中の咳と多量の汗の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
女性 60代
病院からは喘息の薬の他、骨粗しょう症、高脂血症、便秘薬が処方されていました。
喘息で朝方咳がひどく、汗もかきやすくビッショリとなり、最近疲れやすくなったと相談されました。
咳や汗は体表の皮膚や粘膜を防衛する力と関係します。
また苔がない舌からは、体が乾燥し、潤いが足りなくなっているのがわかります。
体のバリアを守る防衛力や免疫力を補い、体の潤いを補う漢方薬を体質に合わせて選び、他に適度な運動や食生活について等の日頃の生活についてもアドバイスしました。
漢方薬を飲み始めてから3か月位で寝汗がだいぶ少なくなりました。
喘息のほうは5か月位時間はかかりましたが、殆ど気にならなくなり、2年目からは喘息の症状は全くなくなったと報告されました。
途中に東日本大震災にも見舞われましたが、体調をさほど崩される事もなく、漢方で無事に乗り越えられました。
今でもこの体調を維持したいと回数を減らし漢方を続けておられます。
たまにストレスからか、喉が詰まったような感じがするとか、風邪をひきそうになった時は早めの対応で、ご自分で上手に漢方薬を取り入れて、体調を整え、元気に過ごされています。
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